周南公立大学Shunan University の前身となります徳山大学は、当時の徳山市長高村坂彦氏の深い郷土愛と達観した志により、昭和46年に開学しました。
以後五十年の永きに渡り、地元企業や有志の方々、歴代卒業生の篤志に支えられ、堅実な経営のもとでその使命が果たされましたことに、深く敬意を表し感謝の念を捧げたいと思います。
周南市のパーパスはこの「知の力」を拠り所としており、「知の拠点」である周南公立大学Shunan University の存在と発展なくして叶うものではありません。ここに、周南市が公立化に邁進してきた所以があります。
公立化を提唱してからの3年間、公立化が如何に地域の将来に有益であるかについて、多くの市民に語りかけ、説明してまいりました。
4年目となるこの春、周南公立大学Shunan University への期待が高まり、
「子どもをぜひ周南公立大学Shunan University に進学させたい」
「大学の公立化でブランド力が感じられるようになった」
「公立大学という響きに、まちが蘇るような気持ちになる」などの声がまちに溢れるようになりました。
髙田 Takata 初代学長をはじめ周南公立大学Shunan University の関係者の皆様、初の入学生となられる皆様、在学生の皆様、大学を支えてくださる国や県、県東部の自治体、地域、企業、団体の皆様、
どうぞこれからの周南公立大学Shunan University をよろしくお願い申し上げます。
周南公立大学Shunan University の明るい未来と、ご出席の皆様のご健勝ご活躍を心から祈念し、開学の挨拶といたします。