社会産学連携
2015年度「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」(文部科学省)において、周南公立大学が新たなCOCに認定されました。周南公立大学は、2019年度までの5年間、COCとして「地域人材循環」構造の確立をめざし、教育改革を推進していきます。
※「COC」とは、文部科学省が2013年から推進している「地(知)の拠点整備事業」のこと。地域コミュニティの中核的存在としての大学機能(COC機能)の強化を目的に、大学を支援しています。採択された大学は「COC大学」と呼ばれています。
周南公立大学は1971年に開学されて以来、地域と連携した教育に積極的に取り組まれ、地域に根ざした大学として、多くの優秀な人材を輩出してこられました。
今、日本は人口減少社会を迎え、「人口減少が地域経済の縮小を呼び、地域経済の縮小が人口減少を加速させる」という負のスパイラルが危惧されており、周南市においても、特に若い世代が進学や就職を機に市外や県外に流出しているという大きな課題を抱えています。
そのような時代において、地方における大学の役割はますます重要なものとなっております。
周南公立大学におかれましては、2015年度から文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の認定を受け、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」の県東部における中心校として、地域を理解し、地域に愛着をもつ教育の推進や主体的に学ぶ能力の育成など、これからの地域を担う人材の育成に向けた教育改革を行っておられます。
また、周南地域の様々な団体との協力のもと、「経済」「スポーツ」「福祉」といった大学のもつ教育・研究の特色を生かし、大学のブランド力の向上を目指した「健幸(けんこう)ウェルネス都市しゅうなん」にも取り組まれております。
このように大学のブランド力を高め、地域から優秀な人材を獲得・育成し、地域が求める人材として還元していくという「地域人材循環」の取組は、本市の抱える課題の解決にもつながるものであり、市としても積極的に協力しているところです。
言うまでもなく、地域を創生するのは「ひと」です。徳山大学で一生懸命学ばれている学生の皆さんは地域の財産です。皆さんが大学での学びの中で周南市に興味を持ち、周南市を好きになり、周南市で将来にわたって活躍してくれることを期待しています。
周南市長 藤井律子
下松市長 国井益雄
光市長 市川熙
山口大学長 岡正朗
周南公立大学では、2015年〜2019年の5年間において、
「COC大学」として「地と知によるやまぐち地域人材循環事業」確立のため、
以下の4つの目標値を設定しています。
01
県内就職率の向上
15 %以上増加
02
コミュニティビジネス、6次産業化、福祉ビジネス等を活かした起業支援
起業3件 新規雇用創出5名
03
入学生の県内比率増加
10 %以上増加
04
地域課題の発見と解決をテーマとする
課題解決型学習PBL Problem Based Leaning
全学的推進と、地域活性化への寄与
中学・高校
1年次
2年次
3・4年次
COC+山口大学と連動
YFL育成プログラム
周南公立大学 COC事業推進本部
〒745-8566 山口県周南市学園台843-4-2