本学、髙田 Takata 理事長・学長が中国新聞社主催、第81回中国文化賞を受賞しました。
髙田 Takata 理事長・学長は、長きにわたり歯科医学研究に従事し、優れた人材を国内、アジアを中心とした海外に多数輩出するとともに、500編を超える学術論文や著書があります。
研究活動を通して全身の健康維持・増進における口腔ケアの重要性の啓発に大きく貢献するとともに、口腔がんをはじめとする頭頸部腫瘍の発生機序や診断に関する先端的研究を推進し、WHOが刊行する国際腫瘍分類の策定に際して日本人として初めて編集に携わるなど、頭頸部の病理学分野で学界をリードしてきました。これらの活動に対して、日本歯科医学会会長賞、カンボジア王国友好勲章など数々の賞が授与されています。
2019年に徳山大学学長就任後は徳山大学の公立化を主導し、2022年の周南公立大学Shunan University の開学後初代理事長・学長として、行政や企業との連携を進め、若者の地元定着や人材育成に積極的に取り組んでいます。
中国文化賞は、文化の向上に大きく貢献した中国地方ゆかりの個人、団体に中国新聞社から贈られる賞です。表彰式は、11月6日に行われます。
詳しくは中国新聞2024(令和6年)11月3日号並びに中国新聞デジタル(https://www.chugoku-np.co.jp/subcategory/中国文化賞)をご参照ください。
髙田 Takata 隆
周南公立大学Shunan University 理事長・学長
1953年兵庫県生。広島大学歯学部、同大大学院歯学研究科修了。
同大教授、学部長、理事・副学長(社会産学連携担当)などを歴任。
2019年に徳山大学学長に着任し、 2022 年に周南公立大学理事長・学長に就任。
歯学博士。専門は頭頸部の病理学
。
職歴
1982年 広島大学歯学部助手
1984年 広島大学附属病院講師
1985年 ハンブルク(ドイツ)大学病理学研究所客員講師(〜1986年)
1993年 広島大学歯学部助教授
1995年 ミシガン大学(アメリカ)歯学部客員准教授(〜1996年)
2001年 広島大学歯学部教授(広島大学大学院教授)(〜2018年)
2008年 広島大学歯学部長(〜2012年)、広島大学評議員(〜2012年)
2014年 広島大学理事、副学長(社会・産学連携担当)(〜2018年)
2018年 広島大学名誉教授 2019年 徳山大学 学長(〜2021年)
2022年 周南公立大学Shunan University 理事長・学長
学会活動
国際口腔病理学会(International Association of Oral Pathologist)President 2012~13年
アジア口腔顎顔面病理学会(Asian association of Oral & Maxillofacial Pathology)President 2010~13年
日本臨床口腔病理学会(旧日本口腔病理学会)理事2001-19、理事長2008~12年
国際歯科研究学会アジア太平洋支部:IADR/Asian-Pacific Region President 2014年
国際歯科研究学会日本支部(Japanese Association for Dental Research)会長 2015-16年
歯科基礎医学会 常任理事2008-11年、副理事長2012-16年
日本唾液腺学会 理事2002-17年、副理事長2016~17年
日本歯科医学会 理事2008~12年
日本歯周病学会 理事2002-7年、常任理事2007~8年
日本ラクトフェリン学会 理事 2015-23年
広島大学歯学会 理事 2001-18年、会長 2008~12年など
客員教授(海外)
2010年 パレルモ大学(イタリア)客員教授、台北医科大学(台湾)客員教授
2011年 ホーチミン市医科薬科大学(ベトナム)客員教授
2012年 アイルランガ大学(インドネシア)客員教授 2014年 ヤンゴン歯科医学大学(ミャンマー)客員教授
2015年 桂林医学院(中国)客員教授、
2015年 マラヤ大学(マレーシア)客員教授
主な受賞歴
歯科基礎医学会学術賞(2003年)
日本歯科医学会会長賞(2017年)
IADR Distinguished Scientist Award(2018年)
カンボジア王国友好勲章(2018年)など