本学、経済学部の2年生3名が、2025年2月19日から2月24日までの日程で国際交流研修(台湾)に参加しました。
初日は、国際交流協定(MOU)を結んでいる国立台北商業大学の学生と交流。
2日目からは、台湾SDGs協会および台南市観光旅遊局主宰の「2025年日台SDGs学術交流および学生間のクロスボーダー研究プロジェクト」に参加しました。テーマは「境界を超えた協働による教育の平等と包摂的社会の持続可能な未来の共創」です。
3日目は、沙崙智慧緑能科学城や蘭亭居ナーシングホームを視察し、台南ロータリークラブとの交流を行いました。
4日目午前は、日本の各大学教授によるSDGs関連の研究発表を聴講、本学の髙橋准教授も「Key to Accelerating SDGs - through Educational Approaches」を講演。午後は台湾・日本の学生がグループに分かれ、アイデアを出し合い、企画・コンテンツを制作し発表しました。 この研修を通じ、参加者はコミュニケーション、プロジェクト計画、チームワークのスキルを向上させただけでなく、国際交流を通じて学術研究やキャリアの視野を広げることができました。
学生が制作した動画はページ下部のリンクボタンより視聴できます。
参加学生より
現代経済学科2年 江川相大さん: 英語での意思疎通の難しさを痛感した。コミュニケーションツール活用や他者の協力も得て、非常に有意義な経験となった。伝統的行事や散策を通じ、台湾の豊かな伝統文化を肌で感じることができた。街中には日本のチェーン店も多く、親日的な一面も学べた。限られた時間の中で、効果的な連携、プレゼンを行うことは大きな挑戦であり、他者を巻き込む力や時間配分など、今後の課題も見つかった。特に、日本語と中国語の両方での発表は、スピーチ内容を簡潔にまとめることの重要性を学んだ。
ビジネス戦略学科2年 嶋田智公さん:国立台北商業大学での交流では、異なる価値観や目標に触れ、視野が大きく広がった。特に、キャリアに対する考え方、将来を見据えた行動力に刺激を受け、自身の選択肢を増やすきっかけとなった。他大学の企画力やアプローチにも刺激を受け、実践的な場での企画立案の難しさと楽しさを学んだ。研修を通じ、他言語でのコミュニケーションやチームワークを学び、日々の日常では気づけなかった成長要素(課題)に気づけた貴重な機会となった。
ビジネス戦略学科2年 安田愛さん: 主体的に行動することで責任、時間管理の重要性を実感した。ナーシングホーム訪問では福祉の現状や制度を学んだ。台湾の学生と交流では文化や価値観の共通点や相違点のみならず、タロ芋団子づくり体験など交流の楽しさも学んだ。コンテンツ制作では、伝わる表現を学んだ。本研修を通じ、異文化交流の大切さ、協働する力の重要性を実感した。この経験を活かし、今後も国際的な視野を広げながら学びを深めていきたい。