~Toyota Social Fes!!2025「下松の海を守ろうプロジェクト」への参加を通じて~

周南公立大学 地域ゼミ(百武ゼミ)では、昨年度に引き続き、地域の魅力を再発見する取り組みとして「アメニティマップ」の作成を進めています。アメニティマップとは、地域住民や利用者が「好きな場所」や「心地よいと感じる空間」を自由に表現し、それを地図上に可視化することで、地域の価値を新たな視点から捉え直す試みです。その第二弾として、2025年7月5日(土)に開催された Toyota Social Fes!!2025「下松の海を守ろうプロジェクト」 にゼミ生が参加しました。このイベントは、地域の海洋環境保全を目的とした活動であり、中特ホールディングス様のご協力のもと、ユニークなワークショップが実施されました。ゼミ生たちは、提供を受けたダチョウの卵を使ってランプを制作し、そのランプを置くための「ジャンクリーフ(人工のサンゴ礁)」を、海洋ゴミを素材として創作しました。廃材を活用したこの取り組みは、環境への配慮と創造性を融合させたものであり、参加者一人ひとりが海の美しさや自然とのつながりを改めて感じる機会となりました。活動を通じて、学生たちは地域の自然環境や人々との交流の中に新たな発見を得ることができました。そして、「好きな場所」がまた一つ増えたことは、アメニティマップづくりにおいても大きな意味を持ちます。今後も地域ゼミでは、こうしたフィールドワークを通じて、地域の魅力を学生の視点で掘り起こし、発信していく予定です。