このたび、本学の提案が独立行政法人大学改革支援・学位授与機構による「令和7年度 大学・高専機能強化支援事業」に採択されました。本事業はデジタル・グリーンなどの成長分野をけん引する高度専門人材の育成を目的に、大学等が学部改組などの改革に予見可能性をもって取り組めるよう、政府が継続的に支援するものです。

■ 本学の取り組み概要

本学では社会人を主な対象とした実践的な教育プログラムを展開し、以下のような取り組みを推進しています。なお、令和8年度には「大学院情報科学研究科 応用情報科学専攻(専門職)」を設置する予定で、申請準備を進めているところです。 ・ケーススタディやPBL(課題解決型学習)を通じた実践的な学びの提供 ・実社会の組織課題を「特定課題研究」として取り上げ、現場に即した課題解決力の育成 ・地域産業の課題に対応できる情報系高度専門職人材の育成

■ 地域との連携と社会貢献

本学が位置する周南市および山口県には、多様な業種の中小企業が多数存在し、情報系人材の不足が深刻な課題となっています。本学は情報科学とその社会的応用を教育・研究の中心に据え、地域の課題解決や新たな価値創出を支援することで、社会に貢献できる人材の育成を目指します。今後も地域と連携しながら、教育・研究の質を高め、社会に求められる大学としての役割を果たしていきます。参考:独立行政法人大学改革支援・学位授与機構Webサイト