周南公立大学では、2025年9月21日の「認知症の日」に合わせて、地域の方向けのイベントを開催しました。
本イベントは、地域の皆さまに認知症について理解を深めていただき、認知症の方やそのご家族が安心して暮らせる地域づくりを推進することを目的として開催したものです。 プログラムでは、やまぐち希望大使の阿部俊昭さん・孝子さんご夫妻によるトーク&ライブ「愛~いまここであなたに伝えたい言葉がある~」が行われ、ご夫妻の「7割5分で支え合っている」という前向きな生き方が参加者の共感を呼びました。 また、本学教員による講和「共生社会~誰もが尊厳を持って生きるために~」、映画『オレンジ・ランプ』の上映のほか、健康相談や介護相談、ハンドマッサージなども行われました。 そのほか、認知症の人と家族の会山口県支部周南ブロックや下松市えくぼの会との共同作品として「2000羽鶴オレンジリング」展示も実施し、多くの方が足を止めてご覧になりました。 実施後のアンケートでは、「認知症について理解が深まった」「日常生活に役立つ情報が得られた」「映画に感動した」などの声が寄せられ、来年以降も継続しての開催を望む声を多く聞かれました。 周南公立大学地域健康交流研究センターでは、今後も地域の皆さまと連携し、健康や福祉の増進に貢献できる活動を続けてまいります。●「やまぐち希望大使」とは 認知症の正しい理解と、希望を持って暮らせる地域づくりを推進するため、山口県が設置した認知症本人の大使です。



