SRHR(性と生殖に関する健康と権利)の授業で、新井道子さんと兼頭のぞみさんのフリートークショーを開催しました!

2025年10月8日水曜日、周南公立大学 総合科目「人の健康生活」の授業で、「やまぐち3070・ピンクリボンキャンペーン」の連動企画として、山口県と連携してフリートークショー「未来の自分のためにアクション ~新井道子さんの体験談から学ぶがん検診啓蒙について~」を開催しました。今回の授業テーマは、SRHR(Sexual and Reproductive Health and Rights:性と生殖に関する健康と権利)。特別ゲストによるトークを通じて乳がん・子宮頸がんの予防や検診の意義、若年層からの健康意識の醸成について深く学びました。学生との対話も交えながら、性別を問わず生涯にわたる健康と権利について考える貴重な機会となりました。学生からは、婦人科受診のハードルが下がった、自分ごととして考えていきたい、男なので自分には関係ないと思っていたが無関心ではいけないと思った、などの感想が聞かれました。【背景と目的】山口県では、30代女性の乳がん検診率70%を目指す「やまぐち3070運動」を推進しており、若年層への啓発が重要な課題となっています。大学教育との連携による取り組みは、全国的にも注目されており、今回の授業はその一環として実施されました。SRHRは国際的にも重要視される概念であり、がん予防や検診の普及とも深く関係しています。学生が医療人としての意識を高めるとともに、地域と連携した健康づくりの実践につながることが期待されます。【今後の展開】10月は「ピンクリボン月間」として、「しゅうなんSRHR研究会」(代表:周南公立大学人間健康科学部看護学科・大平教授)と連携し、学内外での啓発活動やSNS発信、地域との協働イベントも予定しています。

ゲスト右から:FM山口パーソナリティ 新井道子様、フリータレント 兼頭のぞみ様