教育・研究シーズ

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この教育・研究シーズのカテゴリー
  • 情報科学部情報科学科
  • 情報科学

CSIを用いた物体・異常物検知(高齢者の見守りを含む)

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研究概要

近年のWiFiは高速化のため多チャンネル通を行うが、そのそれぞれの電波減などをチャンネル状態情報 (CSI)として取得し、その情報をもとに機械学習技術を用いて周囲の状況の変化を検知することができる。これを利用して、屋内においては高齢者の見守りや異常行動・侵入などを検知、屋外においては害獣検知など、さまざまな応用が考えられる。監視カメラと異なり、プライバシー侵害の抵抗・危険性が低く、低コストであることから今後の活用が期待される技術であり、高齢社会・農林業被害対策など地域の問題への貢献が期待される。

CSI活用は新たな技術であり、基礎・応用両面からの研究は特に日本ではまだまだ萌芽的であると同時に、従来の対抗技術より低コストでの実装が期待される。