教育・研究シーズ

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この教育・研究シーズのカテゴリー
  • 情報科学部情報科学科
  • 情報科学

遠隔就労支援ロボット

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研究概要

遠隔操作ロボットを活用して、障がい者や外出が難しい方々が自宅からでも重要な作業を行えるテレワークの実現を目指しています。このためには、難しい遠隔操作を自動アシストする技術が必要ですが、アシストが多すぎたり少なすぎたりすると、人のやりがいに影響を与える可能性があります。本研究では、人がやりがいを感じながらも、自動ロボットだけでは決して達成できない高いパフォーマンスを発揮するための共生方法を探ります。

介護施設でテレワークするコンセプト
介護施設でテレワークするコンセプト
リモートで物品配布を行うデモの様子
リモートで物品配布を行うデモの様子

最終目標は、高い能力と意欲を持ちながらも働く機会のない方々が、テレワークを通じ周南で活躍できるモデルケースを作り、地元を盛り上げることです。この実現に向け、機械設計、ロボティクス、IoT、ユーザインタフェース、認知心理学などの知見を融合させています。これらにより、地域社会が直面する少子高齢化・人手不足といった課題・企業の人間中心の機械・情報システムの試作やユーザ評価といった課題の解決に貢献したいです。