6月14日〜15日、有明テニスの森(東京都江東区)で開催された一般社団法人日本ろう者テニス協会主催の日本代表選手候補による強化合宿に、スポーツ健康科学科の佐野村学教授が帯同しました。
佐野村教授は、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーとして、約10年前から同協会の専属トレーナーを務めており、これまでにも強化合宿や国際大会に継続的に帯同しています。アスレティックトレーナーの主な役割は、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、身体のコンディションを最適な状態に整えること、日々の健康・安全管理を通じてスポーツ傷害や疾病を予防すること、そして万が一の怪我や体調不良が発生した際には、迅速かつ適切な救急対応を行うことです。
強化合宿は、2025年11月15日から26日まで東京で開催される「東京2025デフリンピック」でのメダル獲得を目指して、これからほぼ毎月のペースで実施される予定です。東京2025デフリンピックは100周年を迎える記念大会であると同時に、日本で初めて開催される大会でもあります。
佐野村教授は、「選手が大会本番で最高のパフォーマンスを発揮できるように、また、選手やチームの目標を達成できるように、アスレティックトレーナーとして全力でサポートしてまいります」と意気込みを語っています。



トレーニング指導(左)やコンディショニングに関する講義(右)をする佐野村教授
<デフリンピックとは>https://deaflympics2025-games.jp/#gsc.tab=0 東京2025デフリンピック、テニス競技:https://deaflympics2025-games.jp/main-info/sports/tennis/#gsc.tab=0 一般社団法人日本ろう者テニス協会公式サイト:http://deafjapan-tennis.com/
デフ(Deaf:耳がきこえない)とオリンピックを合わせた造語で、4年に1度開催。70~80の国と地域が参加し、参加者数は各国選手団等で約6,000人、競技数は21競技あります。 参考リンク: 東京2025デフリンピック: