周南公立大学が国際交流協定を結んでいるガネーシャ教育大学(インドネシア)のProf Ni Komang Arie Suwastini、他6名の先生方が来日され、本学 人間健康科学部看護学科との交流を行いました。日本における性教育の現状について視察を目的としており、それぞれの現場では様々な意見交換が行われました。
9月26日には、本学の渡邊淳子教授(セクシュアルリブロダクティブ看護学専門)がコーディネートし、日本性教育協会(東京都千代田区)でセクシュアリティ教育に関するワークショップを開催しました。筑波大学名誉教授・全国性教育研究団体連絡協議会理事長 野津有司先生、東邦大学名誉教授 齋藤益子先生、豊島区立駒込中学校主幹養護教諭 谷口瑞穂先生、足立区立扇中学校主幹養護教諭 平澤規子先生の4名からの講演ののち、全体でディスカッションを行いました。インドネシアの実情をお聞きするなかで、日本とインドネシアで共通の課題があることもわかり、有意義な討議となりました。
9月29日~30日には周南公立大学にて鶴田来美教授(副学長・公衆衛生看護学専門)のコーディネートのもと、宮崎大学学生と周南公立大学学生とが行っている性教育プログラムのデモンストレーションの場を視察されました。近隣の下松高校と新南陽高校にも出向き、高校生を対象とした性教育(グループワーク形式の性教育と集団を対象とした性教育)を見学していただきました。日本で使用している性教育教材にも大変興味を抱かれていました。



