11月29日、周南公立大学において「ソーシャルワーク実習」懇談会・報告会・交流会を開催しました。本会は、社会福祉士としてのスキル習得を目的としたソーシャルワーク実習の一環であり、3部構成で実施しました。

第1部:懇談会

3年生(本学福祉情報学部)が8月に取り組んだ実習において、実習先の団体・施設の方々をお招きし、本学科の実習目的を共有するとともに、ご指導いただいた方からの要望や意見を伺い、活発な意見交換を行いました。

第2部:報告会

3年生が、ご指導いただいた方と2年生(本学人間健康科学部福祉学科)に対して、実習で学んだ成果とこの経験をどのように活かしていくか、といった今後の展開も含めた発表をおこないました。

第3部:交流会

3年生は次回の実習先の指導者と、2年生は次年度の実習先の指導者と顔合わせを行い、情報交換を実施しました。学生たちは熱心に耳を傾け、積極的に質問するなど、次のステップに向けた意欲が感じられました。

今回の会を通じて、3年生・2年生ともに着実な成長を見せ、学生にとって非常に貴重な機会となりました。

【ソーシャルワークとは】人々の生活の質を高めるために、個人・家族・地域社会が抱える課題を解決し、社会的なつながりや支援を促進する専門的な実践活動。【ソーシャルワーク実習とは】本学では、社会福祉士としての専門性を身につけるため、ソーシャルワーク実習を実施しています。この実習では、学生自身の問題意識と、これまで大学で学んできたソーシャルワークに関する知識、さらに社会の現状を統合し、現場でソーシャルワークを実践できる力を養うことを目的として2、3年生のカリキュラムとして行われている授業です。また、ソーシャルワークを展開するために必要な知識・技術・価値について考え、習得することを目的とし、実習を通じて、利用者の生活を支える視点や、地域社会との連携を学び、専門職としての成長を目指します。

学生発表の様子
交流の様子