- 地域活性化
- 2024年度
生涯学習のきっかけ作りとしての星空観望会
- 担当教員
- 道山 知成

SDGsの目標「質の高い教育をみんなに」が示すように、持続可能な地域社会の実現には、誰もが学べる機会を地域の中に広げていくことが重要です。しかし、生涯学習の拠点として重要な役割を果たす科学館を、すべての自治体に設置することは容易ではありません。そこで本ゼミでは、「非専門家が提供する星空観望会」を生涯学習のきっかけとして位置づけ、地域住民が気軽に星空に親しめる場を作ることを目的に活動を行いました。
本活動には、天文や星空に関する専門知識を持たない経済学部・福祉情報学部の2年生15名が参加しました。学生たちは、星空観望会や工作体験会などの企画・運営に主体的に取り組みました。具体的には、7月27日に周防の森ロッジで開催された「自然と遊ぶ!わくわくキャンプ」での観望会、8月12日のペルセウス座流星群観望会、9月17日の中秋の名月鑑賞会、12月14日の望遠鏡工作体験会およびふたご座流星群観望会など、年間を通じてさまざまなイベントを実施しました。
学生たちは、星空に関する知識がほとんどない状態から学習を始め、地域の方々に楽しんでもらえる企画を考えながら準備を進めました。「専門家による解説」ではなく、「地域の学生が地域の人と一緒に星空を楽しむ」という形を実現したことで、多くの参加者が自発的に星空や科学に興味を持つきっかけを提供することができました。また、すべてのイベントにおいて多くの地域住民の方々に参加いただき、「今後も継続してほしい」という声も多数寄せられました。
担当教員のコメント
星空の知識が全くなかった学生たちが、ゼロから学びながら試行錯誤を重ね、有意義なイベントを実現してくれたことを大変嬉しく感じています。今回の活動をきっかけに、普段から星空を眺めるようになった学生もおり、生涯学習のきっかけ作りという本ゼミの目的を十分に達成できたと考えています。