教員

教授

輪倉 一広

ワクラ カズヒロ

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福祉の歴史事象を思想史の視点からとらえる研究をしています。とくに、ハンセン病患者の救済思想について永く調べてきました。

プロフィール

所属人間健康科学部 福祉学科
専門分野福祉、日本思想史
担当授業社会福祉の原理と政策1・2、ソーシャルワーク実習指導1、ソーシャルワーク実習1、ソーシャルワーク演習2・3、福祉サービスの組織と経営、社会福祉士特別セミナー、専門ゼミ1
所属学会社会事業史学会、日本社会福祉学会、日本宗教学会
出身都道府県生年月日新潟県1960年
学歴(学位)日本福祉大学大学院 社会福祉学修士
名古屋大学大学院 博士(文学)
主な職歴2010年 福井県立大学 准教授・教授
2020年 愛知教育大学 教授
2023年 名寄市立大学 教授
2024年 周南公立大学 教授

研究

持続可能な開発目標(SDGs)3 すべての人に健康と福祉を4 質の高い教育をみんなに
主な著書・論文【著書】・司祭平服(スータン)と癩菌:岩下壮一の生涯と救癩思想 吉田書店 2015年【論文】・インターセクショナリティ(交差性)の視点でとらえる監獄法制定前の1900年前後における精神病囚の処遇をめぐる状況と議論:北海道内の集治監(監獄)を中心に 名寄市立大学社会福祉学科紀要 No.14 1—17頁 2024年・草津聖バルナバ・ミッションの救療事業にみる聖公会慈善の道徳原理 愛知教育大学研究報告 第71輯(人文・社会科学編)87-95頁 2022年・回春病院における性分離処遇をめぐる援助関係のダイナミズムとアングリカニズムの関連性についての研究 社会事業史研究(社会事業史学会)No.57 53-65頁 2020年・臀肉事件の倫理―ハンセン病の民衆道徳考 福井県立大学論集 No.52 1-13頁 2019年【講演・口頭発表等】・日本におけるハンセン病史研究の動向・視座と検討課題―ハンセン病宗教福祉思想史研究をも含めて 第7回韓国社会福祉歴史学会秋季学術大会 2018年・ふたりの宗教家にみる準戦時の救癩思想 「宗教と社会」学会 2012年・私史料の公開に付随する特殊な問題―岩下壮一日記を例に 社会事業史学会 2006年