教員紹介

人間健康科学部 看護学科 家根 明子

人間健康科学部 教授

持続可能な開発目標(SDGs)

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[専門分野]
地域・在宅看護,介護予防

[所属学会]
日本看護科学学会,日本老年社会科学会,日本在宅看護学会,日本看護福祉学会,日本認知症ケア学会

[主な資格]
看護師,保健師,助産師,社会福祉士,精神保健福祉士,介護支援専門員

18.看護_家根明子

基本情報

学歴(学位)

- 立命館大学大学院人間科学研究科修士課程 修士(応用人間科学)
- 奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程 博士(学術)

主な職歴

1983年 京都市役所・精華町役場 保健師
2009年 滋賀県立大学人間看護学科 助教
2010年 京都橘大学 講師
2015年 敦賀市立看護大学 准教授
2019年 敦賀市立看護大学 教授

研究情報

主な著書・論文

【著書】

・看護職のための社会福祉・社会保障 ヌーヴェルヒロカワ 編者:眞舩拓子、杉本正子、結城俊哉、丸山美智子   2012年


【論文】

・初期認知症の支援に携わる地域包括支援センターと訪問看護ステーション看護職の困難経験(査読付) 老年社会科学  Vol.45(1),pp.17-27 日本老年社会科学会 小野塚元子,木谷尚美 2023年

・地域包括支援センターと訪問看護ステーションに勤務する看護職の初期認知症の人へのかかわりの実態(査読付) 日本早期認知症学会誌 15(2),pp.31-36 小野塚元子,木谷尚美 2023年

・地域包括支援センターと訪問看護ステーション看護職の初期認知症者支援の成功体験(査読付) 長野県看護大学紀要 24,pp.17-29 小野塚元子,木谷尚美 2022年

・地域包括ケア時代における在宅看護実習のあり方についての検討-地域住民とともに行った高齢者への家庭訪問実習での学生の学びの分析より-(査読付) 長野県看護大学紀要23 ,pp.1-11 長野県看護大学 小野塚元子 2021年

・認知症初期集中支援チーム員による当事者の認知症への対処に関する意思決定に向けたかかわり(査読付) 老年社会科学,Vol40 41-4,pp.400-408 日本老年社会科学会 小野塚元子,長瀬雅子 2020年

・地域連携事業におけるフィールドワークの効果—美浜町住民と看護大学生による減災と健康づくりの取り組み— (査読付) 敦賀市立看護大学ジャーナル第5号,pp.1-9 敦賀市立看護大学 河合正成,山﨑加代子,池原弘展,横山浩誉,交野好子 2020年

・災害時における神経難病療養者への支援の検討―都道府県におけるホームページ上の災害マニュアルから-(査読付) 日本難病看護学会誌 Vol.17(2),pp.173-178 日本難病看護学会 西田厚子 2017年            

講演・口頭発表等

・ 認知症を有する独居高齢者の支援に携わる訪問看護師の互助への関わりに関する現状と課題(査読付) 第28回日本在宅ケア学会学術集会,pp.229 2023年

・地域包括支援センターと訪問看護ステーション看護職の初期認知症者への関わりの実態(第1報)(査読付) 第41回日本看護科学学会学術集会 pp.719 2021年

・地域包括支援センターと訪問看護ステーション看護職の初期認知症者への関わりの実態(第2報)-要望の確認 第41回日本看護科学学会学術集会 pp.718‐719 2021年

・独居認知症高齢者への関わりにおける訪問看護師の認識―地域づくりをめざした支援の検討―(査読付) 第33回日本看護福祉学会学術大会 pp.53 2020年

・認知症初期集中支援チームによる意思決定に向けたかかわり(査読付) 第38回日本看護科学学会学術集会 2018年    

科研費・競争的資金等

・科研費 基盤研究(C)「初期認知症者の意思決定支援モデルに関する研究」代表者(2019-2025)

・科研費 基盤研究(C)「ビデオ・エスノグラフィを用いた初老期認知症者への介入場面の分析」代表者(2015‐2018)

・科研費 挑戦的萌芽研究 「向老期認知症者と家族の教育プログラムに関する研究」分担者(2012-2015)

・科研費 基盤研究(C)「初老期認知症者を支援する専門職に関する研究」代表者(2012-2014)

・科研費 基盤研究(C) 「神経難病療養者と家族の意思決定に関する研究」分担者(2011-2012)

その他の役職

・日本老年社会科学会 査読委員(2022年4月-現在)

教育情報

担当授業

地域・在宅看護概論、well-being実習Ⅰ、教養ゼミ

一言メッセージ

“時々入院、ほぼ在宅”といわれているように、療養生活を送りながらも生活者として住み慣れた地域で最期まで活き活きと暮らすことができる支援が求められています。 地域に暮らす多様な人々に関心を寄せ、ともに探求していきましょう!

社会活動

委員歴

・まちの保健室(福井県敦賀市)

・あ・うんネット周南 在宅医療介護連携全体会議委員(2024年5月-2025年3月)

・あ・うんネット周南 在宅医療介護連携ワーキング会議委員 (入退院支援) (2024年5月- 2025年3月)

その他の社会活動

・福井県生涯学習大学開放講座等講師(認知症・介護予防)(2016年-2024年)

・福井県敦賀医療センター看護師への研究指導(2019年-2024年)

・敦賀市立看護大学看護研究入門講座(2019年-2024年)

・福井県敦賀市 訪問看護ステーション看護師への研究指導(2022年4月‐現在に至る)

・共同研究 「美浜町住民が看護大学生と共に造る健康で安全な暮らしと災害対策に関する研究」分担者(2019)

・共同研究 「認知症予防を目指した地域での健康づくりに関する研究」分担者(2022-2023)

出前講座のテーマ

  • つくってみよう!地域包括ケア時代に備える人生マイプラン

教育・研究シーズ

テーマ

高齢者の希望実現につなぐACP実践プログラムの開発

キーワード

高齢者、初期認知症、ACP、地域包括ケア、ケアリングコミュティ

概要

高齢者の方が認知症になっても地域で活き活きと暮らし続けることを目指して、価値観や希望に着目したアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の実践プログラムを開発しています。 この研究により、高齢者の方がご自身の生活史を振り返り、充実した在宅生活を考えることにつながります。同時に、住民の方々が早期からACP実践に取り組む意義を考える機会にもなり、認知症を我が事として捉え、能動的に関わる意識が育まれます。

メッセージ

私の研究は、一人暮らしをはじめ地域に暮らす高齢者が認知症を発症しても住み慣れた場所で人生の最期まで活き活きと暮らせる地域づくりを目指しています。そのために早期からアドバンスケアプランニングに取り組むプログラムを開発して、地域包括ケアシステムの構築に貢献したいと思います。
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