特色ある教育

社会で生きるために必要な資質・能力を育てる

総合科目から専門科目へ自己と社会を豊かにするための学び

周南公立大学では4年間かけて、自己や地域社会のWell-being向上に貢献できる資質・能力を育てます。全ての学部学科に共通する総合教育では、幅広い教養を学ぶだけでなく、大学での学びに必要な基礎的な知識・技能、語学力などのコミュニケーション能力、地域を軸とした課題発見・解決のための考え方や方法を学び、自らの成長と価値創造に結びつけます。

教養ゼミ(1年次前期)

スライドを使って発表をする学生たちと、それを真剣に聞く聴講者たちの風景

大学での学びに必要な基礎的なスキル•能力を身につける

大学生として求められる知識、技能、協調性、主体性などの育成を目指す入門的な科目です。少人数の演習形式での学びを通して、文章表現やプレゼンテーション、資料検索といった「アカデミックスキル」の習得・向上を目指します。周南公立大学での学びに求められるPBL(課題発見・解決型の学習)・CBL(地域と軸とした学習)を推進するための力の育成も目指します。

キャリア形成活動1(1年次通年)

大学の教室で、多くの人が集まり席がほとんど埋まっている様子

キャリア形成を周南地域の企業が支援

周南地域に事業所のある企業・団体で5日間の就業体験に参加します。1年次に体験することで「働くこと」「将来」を意識し、学生生活を送るうえで目的意識を持てるようになります。また、4年間の大学生活を送る周南地域で「暮らすこと・働くこと」を考える機会が設けられます。周南地域への理解を深めることは、より発展的な授業で学ぶ他の地域にも共通する課題や世界とのつながりを実感する契機となります。経済経営学科、スポーツ健康科学科、情報科学科対象

周南Well-being創生入門(1年次前期)

プロジェクターの前でプレゼンテーションする男性の様子

全ての学びの核となるWell-being

Well-being、聞きなれないかもしれませんが、「よい状態」のことだと考えてよいです。しかし、ここでの「よい状態」とは、心身の健康や金銭的余裕といった個人の状態だけでなく、他者や周囲の環境との関係性も含めた包括的なものを意味していて、「みんな違ってみんないい、そしてみんなで良くなろう」の実現につながるものです。そのための基礎としてのWell-beingについて学び、それをどのように応用できるのかを考えます。

英会話初級1・2

外国人講師による授業で、学生たちが楽しそうに学んでいる様子。

実践的な会話指導でコミュニケーションカを鍛える

外国語の習得には、その言語に大量に触れることとそれを使うことが必須です。インターネットの普及で国内にいても英語に触れられる時代になりましたが、言語習得に十分な機会を確保するのは困難です。WorldEnglishes(世界の全ての多様な英語を正しいとする)時代の今、「英会話初級1·2」では外国人講師が授業を担当し、実践的な英会話指導と異文化に触れる機会を提供します。

ワークショップデザイン1~3(2・3・4年次通年)

グループワークをする学生たち。机に資料を広げ、意見を交換している様子。

ワークショップの企画・実施を通じてEQ力を高める

ワークショップをデザインする方法を学びます。1では学内向け、2では一般向けのワークショップの企画・運営、3では学外者と協働でプロジェクトマネジメントを実践します。学内・学外の様々な関係者とコミュニケーションを通じてEQ力を高める、本学のEQ教育プログラムの基幹科目でもあります。注:EQとは「心の知能指数」と訳され、自分の感情をコントロールし、対人関係を良好に発展させる、キャリア形成にもつながる力をいいます。

地域ゼミ(2年次前期)

世代を超えた参加者が和室でテーブルを囲み、意見を交わしながら話し合っている様子。

他者と協働して地域課題の解決を目指す

学生が主体となって地域の身近な問題を見つけ、その解決に向けて調査・分析や解決法の提案などを行う「課題解決型学習 (PBL)」の入門科目です。課題発見・解決のプロセスを体験し、課題対応能力やコミュニケーションカの向上を目指します。また、専門科目を深めていくための知識・技能の必要性への気づきを得る機会ともなります。

専門科目

実習の様子。学生が指導者の監督のもと、男性のストレッチを行っている。

深く専門知識を学ぶ

基礎から発展・応用的内容への段階的な科目配置にしているため、着実に専門性を高めていけます。専門科目の内容は、各学部・学科の専門科目一覧を参照してください。

留学・国際交流

海外語学研修、長期海外研修プログラム、協定校交換留学などの制度を充実させており、多くの学生が挑戦しています。