地域福祉学習センター

地域住民の福祉課題に寄り添う実践的な学びと支援の拠点

センター長挨拶

  地域福祉学習センターは、周南圏域における「暮らし」をウェルビーイングの視点からとらえ、市民の皆さまとともに支援の仕組みを創出する拠点です。大学の知見を地域へ還元し、実践と相互学習の場を提供することで、安心かつ充実した日々を実現するまちづくりを推進していきます。また、周南地域固有の文化や歴史的発展を尊重しながら、多様な価値観が交錯する開かれたコミュニティを形成することを目指しています。さらに、専門的な研究データを用いて評価・改善サイクルを展開し、持続可能かつ効果的な支援策を構築することで、より豊かなウェルビーイングの実現に貢献します。 

センターの主な役割

  • 研究拠点として 地域の多様な生活課題(子育て支援、高齢者支援、障がい支援等)や地域の企業が取り組む福祉活動について、課題解決のための実践、研究活動に取り組みます。 
  • 学びのプラットフォームとして 地域住民、福祉専門職、企業等が参画し、ワークショップや研修を通じて知見を共有し合う場を提供します。 
  • ネットワーク構築機能として 地域住民、福祉団体、企業、行政と連携し、ウェルビーイング向上を目指す新たな支援プログラムの企画・運営を推進します。
  • リカレント教育支援として 福祉専門職や企業、卒業生を対象に、福祉やまちづくり等に関する内容について学び直す機会をサポートします。 

 これらの取り組みは、周南公立大学の教員・在学生のみならず、地域住民、福祉団体や企業、自治体、他の研究センターと協働しながら進めていきます。また、実践成果は報告会やイベントで広く発信し、まちづくりの原動力となります。   今後も地域の声に耳を傾け、誰もが自らの強みを発揮しながら支え合えるコミュニティの創造に寄与していきます。当センターの活動へのご意見・アイデアを心より歓迎いたします。また、『地域福祉学習研究』へのご投稿や研修依頼も随時承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 

人間健康科学部福祉学科地域福祉学習センター長

難波 利光

地域健康交流研究センターの特色

1 ェルビーイングを軸とした地域づくりの拠点  周南圏域における「暮らし」をウェルビーイングの視点から捉え、市民とともに支援の仕組みを創出します。 2 大学の知見を地域へ還元  実践と相互学習の場を提供し、安心で充実した日々を実現するまちづくりを推進します。 3 地域文化と多様性を尊重した開かれたコミュニティ形成  周南地域の文化・歴史を大切にしながら、多様な価値観が交わる場を目指します。 4 科学的根拠に基づく支援の評価と改善  専門的な研究データを活用し、持続可能で効果的な支援策を構築します。 5 4つの主要機能を通じた実践的な取り組み  - 🔬 研究拠点:地域課題や企業の福祉活動に関する実践・研究  - 📚 学びのプラットフォーム:住民・専門職・企業が知見を共有する場  - 🌐 ネットワーク構築:多様な主体と連携し支援プログラムを推進  - 🔄 リカレント教育:福祉やまちづくりに関する学び直しの支援 6 地域との協働と成果の発信  教員・学生・地域住民・団体・自治体などと連携し、成果は報告会やイベントを通じて広く発信します。 7 誰もが強みを発揮できる共生社会の実現へ  地域の声に耳を傾け、支え合えるコミュニティづくりに貢献します。

活動の主体

地域福祉学習センターは、周南公立大学を基盤とし、

  • 教員・在学生
  • 地域住民
  • 福祉団体
  • 企業
  • 自治体
  • 他の研究機関

と協働しながら、「ウェルビーイングな暮らし」を実現するための実践・研究・学び・支援の仕組みづくりを行う拠点です。

 地域福祉学習センターでは、地域住民の身体的・精神的・社会的な福祉課題に着目し、地域における生活機能や支援ニーズを把握するための福祉アセスメントを実施します。その結果をもとに、地域の福祉課題を明確化し、支援計画の立案、および福祉実践や研究開発を行います。活動後には、実践の評価と効果検証を通じて、地域福祉の質の向上を図ります。最終的には、地域に暮らすすべての人が、その人らしく、尊厳をもって、より豊かに生きる力を発揮できるような、包摂的で持続可能な福祉社会の実現を目指しています。

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