- 地域活性化
- 2025年度
映画館再生プロジェクト2025
- 担当教員
- 経済経営学部 経済経営学科 長澤 雅彦

山口県周南市の徳山駅周辺はかつて多くの映画館が立ち並ぶ「映画の街」でしたが、時代の変化とともに映画館は次第に姿を消していきました。山口県内でも珍しい単館系映画館として親しまれていた「シネマ・ヌーヴェル」も2005年に閉館。しかし映画を愛する市民有志による長年の活動が実を結び、2024年9月にデジタル映写機が常設され、再び常設の映画館として復活を果たしました。
本ゼミではこの「シネマ・ヌーヴェル再生プロジェクト」に学生たちが参画し、映画館の概念を超えた多彩なイベントの企画・開催、クラウドファンディングによる資金調達、そして映画館を起点とした周辺地域の活性化という3つの柱に取り組みました。
トークライブや音楽ライブ、演劇公演など様々なイベントを学生自身の手で企画・運営し、資金面ではクラウドファンディングを実践。駅前図書館や周辺商店街、TOKUYAMA DECKなど近年活性化が進む中心市街地との連携も意識しながら、映画館を新たな「ひとが集う場」として位置づけ、地域全体の賑わいづくりに貢献しました。授業時間外や土日の活動にも積極的に関わるなかで、学生たちは企画力・実行力・地域との協働力を実践的に高めることができました。

担当教員のコメント
映画館という場を舞台に、学生たちが自分たちで考え、動き、形にしていく経験ができたことを嬉しく思います。クラウドファンディングへの挑戦やイベント運営を通じて、机の上では学べないリアルな壁にぶつかりながらも、一つひとつ乗り越えていく姿が印象的でした。周南市を再び「映画の街」にしたいという市民の想いに学生たちが真剣に向き合ったこの経験は、社会に出てからも大きな財産になると確信しています。