- 国際交流
- 2024年度
周南公立大学国際化プロジェクト〜多文化共生キャンパスの実現を目指して〜
- 担当教員
- 総合教育部 山本 晋也

本ゼミは、「周南公立大学の国際化」と「多文化共生キャンパス」の実現を目指して活動するものです。座学を中心に国際化や多文化共生に関する知識を深めながら、実際に地域のイベントに参加して多様な人々との交流を経験します。それらの知識・経験をもとに、最終的には学生たち自身が主体となって学内イベントの企画・実施につなげることを目的としました。2024年度~2025年度は、日本人学生・留学生計約15名のメンバーが集まり活動を展開しました。
日本人学生にとっては特に異文化への理解を深める機会となり、また、留学生にとっては地域社会とのつながりを築く場となるなど、参加する学生それぞれにとって異なる形の学びが生まれたゼミでもありました。多様な価値観や背景を持つ仲間と共に活動するなかで、互いの違いを超えて協力し合うことの難しさを実感しながら、グローバルな視野と地域への関心を同時に育むことができました。特に、周南市で活動する日本語ボランティア教室への参加・見学を通じて、ことばを教えることの難しさや、コミュニケーションの大切さを実感した学生も多く、多文化共生の現場に直接関わることで得られた学びは、教室の中だけでは決して得られないものとなりました。
担当教員のコメント
多文化共生というテーマは、遠い国際社会の話ではなく、今まさに私たちのキャンパスや地域で必要とされることです。外国人住民の方々が地域のなかでどのような状況に置かれているのか、そして大学や学生に何ができるのかを、実際の交流のなかから考えてほしいという思いでこのゼミを設計しました。日本人学生と留学生が共に活動するなかで、互いの違いを発見し、そこから新たな視点や発想が生まれていく様子からは、毎回多くの刺激をもらっていました。日本語ボランティア教室での経験も含め、学生たちが地域の国際化に向けて主体的に動き始める姿を頼もしく感じています。「国際化」とは単なるかけ声ではなく、一人ひとりの意識変革や他者との関わりの積み重ねによってもたらされる社会の変化だということを、このゼミを通じて感じ取ってくれた学生がいれば嬉しいです。