この地域ゼミのカテゴリー
  • 地域活性化
  • 2025年度

立体地図を作り、地域の交通安全を分析、考察しよう!

担当教員
経済経営学部 経済経営学科 佐藤 裕哉

周南地域における交通安全上の課題をテーマに、GIS(地理情報システム)を活用した立体地図の作成とフィールドワークを通じて、地域課題の分析と考察に取り組みました。

まず学生たちは紙の地図を用いてグループごとに仮説を立て、大学周辺で「ヒヤリハット」が発生しやすいと思われる場所を推測。その仮説を携えて実際に現地を歩き、通学路や交差点などで発生しやすい危険な状況を体感しながら、土地勘を養いました。

その後、GISを用いて対象地域の立体地図を作成し、死角となりやすい場所の可視化に取り組みました。山口県デジタル政策課の協力のもと、デジタル技術を活用した地域づくりについて学ぶ機会を得ました。

さらに「ヒヤリハット」に関するアンケート調査を実施して危険箇所をデータ化しました。分析を進める際には、周南警察署交通課にご協力をいただき、事故が多い場所の特徴などをうかがいました。こういった地域の関係機関との交流を通じて、多角的な視点から課題を捉えることができました。

一連の活動を通じ、学生たちはデータ分析・現地調査・アンケート・聞き取りという地域調査に必要な基本的な技術を実践的に習得するとともに、地域の安全・安心なまちづくりについて主体的に考える力を身につけました。

1回目のフィールドワークの様子
山口県デジタル政策課の職員さんからアドバイスを受ける
周南市交通教育センターへの聞き取り調査の様子

担当教員のコメント

学生たちはGISによる立体地図作成や現地調査を通じて、地域課題を「自分ごと」として捉える姿勢を深めてくれました。実際に地域を歩き、関係者から話を聞くことで、データだけでは見えない課題や気づきが数多く得られたと感じています。デジタル技術とフィールドワークを組み合わせ、地域の交通安全について、客観的なデータを踏まえながら、主体的に考える良い機会となりました。