- スポーツ
- 2025年度
小学校体育の運営および指導
- 担当教員
- 人間健康科学部 スポーツ健康科学科 水﨑 佑毅

近年、子どもの体力低下が社会的な課題として広く認識されるなか、地域の小学校と連携し、体育授業の運営と指導を行うことを通じてその課題解決に貢献することを目的としたゼミです。後期を中心に、小学生から中学生を対象とした活動の運営と指導に取り組みました。
活動を通じて学生たちが特に実感したのは、子どもの運動発達の特性を理解することの重要性です。同じ指導方法でもそれぞれの子どもによって反応が異なり、一人ひとりの状況を観察しながら柔軟に対応する力が求められます。教育職を目指す学生にとっては、大学での学びを実践の場で試す絶好の機会となり、指導者としての資質と自信を着実に高めることができました。
本ゼミの参加にあたっては事前に面談による選考を実施し、教育職への明確な志向と意欲を持った学生のみが臨む形としたことで、現場への真剣な関与と密度の高い学びが実現しました。子どもたちの成長に直接関わる喜びと責任を体感しながら、将来の教育現場に向けた実践力を磨くことができたゼミとなりました。
担当教員のコメント
子どもの体力低下という課題は、数字やデータで見るだけでは本質が見えません。実際に子どもたちと向き合い、一緒に体を動かし、その反応を肌で感じてはじめて、この課題の深さと重要性が伝わってくるものだと思っています。学生たちが現場で試行錯誤しながら、子どもたちの笑顔や意欲の変化を引き出していく姿は、毎回頼もしく映りました。運動指導の技術はもちろん大切ですが、それ以上に子どもたちに寄り添う姿勢と観察力こそが指導者の核心だということを、このゼミを通じて感じ取ってくれていたら嬉しいです。将来教育現場に立つ日に向けて、この経験をぜひ糧にしてください。