教育・研究シーズ

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この教育・研究シーズのカテゴリー
  • 看護
  • 人間健康科学部看護学科

ヤングケアラー早期発見のための地域包括ケアシステムにおける訪問看護師の新たな活用

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研究概要

ヤングケアラー(YC)は、その日常的な家族へのケアにより、自らの学習や社会活動の機会、将来への希望、進学の機会等の喪失が起こり、子どもの権利(育つ権利・学習する権利)の侵害等で、社会問題となっています。YCへの支援においては、「YCの発見」が非常に困難であることが最大の課題となっています。そのため、本研究ではYC発見のための新たな支援リソースとして、地域包括ケアシステムを活用したYCの支援体制構築の可能性を検証します。

YCの支援において、YCの発見が最大の課題となっています。本研究は、家庭を訪問する機会を有する看護職者(保健師・看護師)に協力を得て、看護職者がYCを直接・早期に発見することで、YCを支援につなぐことを目的としています。そのためには、地域の訪問看護ステーションをはじめとし、YCコーディネーターやYCの支援を行っているNPO法人等との連携が不可欠です。一人でも多くのYCを支援につなぐために、協力して問題解決に取り組みましょう!!