周南公立大学経済学部では、7月31日・8月1日に包括連携協定を結ぶ叡啓大学(広島県広島市)を会場として、「アントレプレナーシップ実習 in 広島」を実施しました。本実習は、起業家精神(アントレプレナーシップ)を育むことを目的に、デザイン思考やシステム思考を活用しながら、地域の魅力を再発見・発信する実践型プログラムです。
履修者は本学経済学部の4年生2名、3年生16名の計18名。7月19日と30日に周南公立大学で事前授業を受けた後、広島でのフィールドワークと発表を通じて、地域課題への理解を深め、創造的な解決策を模索しました。 本実習は、学生が地域社会と向き合いながら、自らの視点で価値を創出する力を養う貴重な機会となりました。今後も本学では、実践的な学びを通じて、地域とともに成長する人材の育成を目指していきます。【実習の流れ】
事前授業では、赤木先生によるアントレプレナーシップの基礎やデザイン思考・システム思考のワークショップを通じて、課題発見とアイデア創出のプロセスを学びました。続いて、長澤(雅)先生からアイデアの表現方法についての講義があり、各チームは広島での発表に向けた準備を進めました。
叡啓大学での実習初日は、「周南の魅力を伝える」プレゼンテーションを行い、叡啓大学の保井先生・川瀬先生からフィードバックを受けました。その後、システムデザインの実践やフィールドワークを通じて、広島の地域資源を自らの視点で捉え直し、最終発表に向けた内容をブラッシュアップしました。 2日目となる最終日は、「周南&広島の魅力を伝える」をテーマに中間発表とリフレクションを行い、各チームが改善点を明確にしたうえで、最終プレゼンテーションを実施しました。実習後には、最終課題の提出をもってプログラムを締めくくりました。【実習の特色】
・デザイン思考・システム思考を活用した課題解決型学習
・地域資源をテーマにしたフィールドワークと発表 ・他大学(叡啓大学)との連携による多面的なフィードバック ・学生主体の探究と創造的なアウトプット


