日経グローカル(2025年11月3日号)による「大学の地域貢献度ランキング」において、全国777校の国公立大学を対象とした総合ランキングで全国9位(前回調査は14位)にランクインし、地域貢献活動における高い評価を得ています。

このランキングは、全国777校の国公立大学を対象に、地域社会への貢献度を多角的に評価するもので、今回の第15回調査では、「組織・制度」のほか「学生・住民」「企業・行政」「経営・防災」の計4分野に加え、少子化で大学進学者数が減少に向かう中、定員充足状況やその対策についての項目も追加されるなど、幅広い取り組みが評価基準となっています。

周南公立大学は、地域と共に歩む大学として、以下の取り組みが特に高く評価されました。

  • 「組織・制度」(地域貢献に関わる専門部署の有無など) 1位(21点/21点)地域からの依頼や情報をワンストップで集約する部署で、学生のボランティアや地域活性などの手配等も担当。サテライトとして駅前にも職員を派遣
  • 「経営・防災」(定員充足率など) 8位(14点/15点)寄附金を独自奨学金に活用。学業成績(GPA)の上位3%以内の学生を対象とした奨学金制度による学業奨励、国の修学支援制度対象者のうち周南圏域に実家や卒業校がある者を対象として支援

今後の展望

周南公立大学は、学生による地域活動や産学官連携をさらに強化し、持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを加速させます。学生の主体性を活かしたプロジェクトを通じて、地域とともに未来を創る大学を目指します。

▶ 詳細はこちら: [日経グローカル No.519 掲載記事]