1月22日(木曜日)周南公立大学において、地域課題の解決を通じて起業マインドを育成する「西京銀行アントレプレナー養成共同研究講座」のビジネスプランコンテストを開催し、本学学生が自ら考案したビジネスプランを発表しました。本コンテストに出場したのは、周南公立大学と株式会社西京銀行が起業を目指す学生の支援・育成を目的として開講している「アントレプレナー養成共同研究講座」を半年間受講してきた学生たちです。学生たちはこれまで、市場分析やフィールドワークを重ねながら、地域や社会の課題解決につながるビジネスプランの作成に取り組んできました。第1部となる社会起業コースでは、「家庭の年収差による教育格差を解消するため『学習支援塾』の立ち上げ」、「音楽イベントやマルシェを活用し、投票行動の心理的ハードルを下げて若者の投票率向上をめざす仕組み」など、多様な社会課題に向き合った提案が披露されました。学生は、課題の深掘りから事業化の可能性まで、実践的な視点から企画をまとめ上げていました。続く第2部 企業課題解決コースでは、地域の魅力向上、交流人口の増加、若者世代の定着などに寄与することを目的とし、「観光・エンターテインメント」 をテーマに地元企業が抱える課題に若者の視点から挑戦しました。企業の現状分析を踏まえた上で、エンターテインメント性や地域資源を掛け合わせた新しい企画が提案され、地域活性化への可能性を感じさせる内容が多く発表されました。コンテストでは、多様なアイデアが次々と発表され、審査員からは「ぜひすぐにでも実際に取り組んでみてほしい」という声があがる企画もありました。学生たちの柔軟な発想力と課題解決に向けた熱意が評価された形となりました。発表した学生たちは、今回の経験を踏まえ、ビジネスプランの実現に向けて引き続き研究や活動を進めていく意欲を見せています。周南公立大学では、地域と連携しながら“実践的に学ぶ”取り組みを今後も推進し、学生が自身のアイデアを社会で活かす機会の創出に取り組んでまいります。

大賞受賞者第1部 社会起業コース 「もったいないをお金に変える!」 経済経営学部 1年 惣路 遥菜 家庭内のフードロス削減に向け、食品管理とポイント制度を組み合わせたアプリの提案がありました。アルバイト先で賞味期限切れ食品の廃棄を目の当たりにしたことがアイデアの出発点であり、データサイエンスの学びを生かした内容に、来場者からも注目が集まりました。第2部 企業課題解決コース 「安心を呼び出す One Touch」 株式会社ベリーネチーム 経済経営学部 1年 兒玉 琴音、情報科学部 1年 三歩一 穂夏 観光農園ベリーネで障害を持つ方が安心して働けるように「Aid Touch」というアプリを作成し、手助けが必要な時や困ったことが発生した時にタイムリーに発信でき、応援に駆け付けることができるというアプリの提案がありました。このアプリは、農園に限らず多種の企業でも実用的に使用できるのではないかと西京銀行の松岡健頭取からも好評で今後活用に期待したいと注目されました。

第1部で大賞を受賞した、経済経営学部 1年の惣路 遥菜さん
第2部で大賞を受賞した株式会社ベリーネチーム