本学経済学部の岡崎蓮さん(現代経済学科4年)、山中陸翔さん(ビジネス戦略学科4年)、國澤恵太さん(ビジネス戦略学科4年)、谷口晃生さん(現代経済学科4年)の4名が、公益財団法人 統計情報研究開発センター主催「GIS・統計データ分析プレゼン資料作成コンテスト」において、優秀賞を受賞しました。2024年度「GIS・統計データ分析プレゼン資料作成コンテスト」受賞者の発表
本プロジェクトは、3年次に履修した「専門ゼミⅠ」において、河田正樹教授の指導のもと取り組んだ研究活動をもとにまとめたものです。 地方都市における人口流出の課題に着目し、本学の所在地である周南市と、総人口および人口密度が類似する41市を対象に、転出率と社会生活指標(第3次産業就業者数、一般診療所数、持ち家率など)との関係を回帰分析により検証しました。 さらに、得られた残差を地理情報システム(GIS)の塗り分け地図機能により可視化し、地域ごとの傾向を視覚的に明らかにしました。 その分析を踏まえ、周南市の人口流出問題に対しては、第3次産業就業者数の増加や空き家の利活用といった政策が効果的であると提言しています。 本学では、地域社会の課題解決に貢献できる人材の育成を目指しています。今後も学生たちの主体的な学びと成果が広がることを期待しています。 【当該ページ】
優秀賞を受賞した経済学部(左から)國澤恵太さん、山中陸翔さん、岡崎蓮さん、谷口晃生さん

河田正樹教授の「専門ゼミⅠ」のゼミ生