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ボランティア活動のインセンティブに関する研究

人間健康科学部 福祉学科 教授 守本 友美

Q1. どんな研究テーマですか?

ボランティア活動に参加する人を支える「インセンティブ(誘因)」に注目し、どのような支援の形がボランティア活動の継続や広がりにつながるのかを明らかにする研究です。

Q2. なぜボランティア活動のインセンティブに注目しているのですか?

現代社会においてボランティア活動は社会にとって重要である一方、参加者が増え続けているわけではありません。ポイント制度や謝金などの仕組みは導入されていますが、それが本当にインセンティブとして有効かどうかは十分に検討されていないためです。

Q3. この研究では、どのような点を明らかにしようとしていますか?

ボランティア自身が活動をどのように捉え、何を大切にしているのかという「志向」と、インセンティブの形式との関係を明らかにします。金銭以外に、何が人のインセンティブになるのかにも焦点を当てています。

Q4. 研究が進むと、社会や暮らしにどんな変化が期待されますか?

ボランティアの志向に応じた多様なインセンティブを支援プログラムとして整備することで、ボランティアセンターなどの現場で、より効果的な育成や支援が可能になります。結果として、無理なく続けられるボランティア活動が広がることが期待されます。

Q5. この研究の魅力はどんなところですか?

量的調査と質的調査を組み合わせ、データと実際の声の両面からボランティア活動を捉えられる点が魅力です。数字から見える傾向と、ボランティア一人ひとりの語りを行き来しながら、人を支える仕組みを考えられるところに、この研究ならではの面白さがあります。