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データが解き明かす宇宙の謎 ―星形成・銀河進化・超巨大ブラックホール周辺物理―
情報科学部 情報科学科 助教 道山 知成
Q1. どんな研究テーマですか?
世界中の望遠鏡で取得した膨大な観測データを用いて、銀河やブラックホール、星形成の仕組みを解き明かす「データ天文学」の研究です。特に、南米チリのアタカマ砂漠にある世界最大級の電波望遠鏡「ALMA望遠鏡」を用いた研究を専門としています。
Q2. なぜブラックホールや銀河の研究に注目しているのですか?
星の誕生から銀河の成長、超巨大ブラックホールまで、宇宙の現象は階層的につながっています。観測データをもとに、そのつながりを整理し、物理過程として記述することで、人類が積み重ねてきた知の体系に貢献したいと考えているからです。
Q3. どのような方法で研究を進めていますか?
世界各地の望遠鏡で観測された大量のデータを解析し、統計的な手法や画像処理、機械学習などを用いて研究を行っています。データを起点に新しい発見を導く点が、現代天文学の大きな特徴です。
Q4. この研究が進むと、社会や暮らしにどんな影響がありますか?
天文学で培われた大規模データの解析技術や、世界中で観測データを共有する研究の枠組みは、さまざまな領域のデータ活用にも応用されています。宇宙の理解を深めることは、直接的な成果だけでなく、データに基づいて物事を考える文化を社会に広げ、科学技術全体の発展を支える基盤になります。
Q5. この研究の魅力はどんなところですか?
目に見える星空の背後にある宇宙の物理現象を、最先端のデータ解析によって解き明かせる点が魅力です。宇宙の理解を深めると同時に、データサイエンスの発展にも貢献できるところに、この研究ならではの意義があります。
