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関節リウマチ患者のQOL(生活の質)を考える

人間健康科学部看護学科 助教 加茂 尚子

Q1. どんな研究テーマですか?

関節リウマチ患者のQOL(生活の質)に着目し、治療や生活をどのように支援していくかを考える研究です。患者さんが治療を継続しながら生活していくことを支える看護と運動療法のあり方を探っています。

Q2. 関節リウマチの治療や支援には、どのような特徴がありますか?

関節リウマチの治療は、薬物療法、手術療法、リハビリテーション(運動療法)、ケアの4つから成り立っています。薬物療法の進歩により、寛解(痛みや腫れ、炎症反応が消失した状態)を目指すことができるようになりましたが、治療は継続していく必要があります。運動療法も、手術後のリハビリだけでなく、継続して行っていくことが大切です。

Q3. この研究では、どのような点に注目していますか?

患者さんに寄り添い、気持ちを大切にしながら治療と生活を支援する看護の役割に注目しています。特に、多職種が連携して支援している運動療法について研究し、関節リウマチ患者のQOL向上につながる支援のあり方を明らかにしようとしています。

Q4. この研究で社会や暮らしはどう変わりますか?

病院の外来や地域の施設、自宅において、関節リウマチの疾患特異性や患者特性を踏まえた運動を、安全に継続して行えるようになります。これにより、疼痛の軽減や日常生活動作の維持につながり、日常生活動作に不自由さをできるだけ感じることなく、家族や友達と地域で楽しく暮らすことができるようになると考えています。

Q5. この研究の魅力はどんなところですか?

患者さんが困っておられることや疑問に思っていることを解決するために、多職種と協力できる点が魅力です。また、患者さんの楽しかった旅行や嬉しかった日常のお話を聞かせていただいたり、患者さん同士が情報交換をして励まし合いながら頑張っておられる姿に触れたりすることで、研究を通して私自身も多くの元気をいただけます。