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地域企業の利益追求とパーパス追求の両立のメカニズム解明
経済経営学部 経済経営学科 教授 石谷 康人
Q1. どんな研究テーマですか?
地域に根ざした中小企業やファミリー企業が、日々の事業で利益を上げながら、どのように社会の役に立ち続けているのかを明らかにする研究です。「利益を生み出すこと」と「社会に貢献すること」をどのように両立しているのか、その仕組みの解明を目指しています。
Q2. なぜこのテーマに取り組もうと思ったのですか?
近年、地域企業が地域の課題に積極的に関わることへの期待が高まっています。実際、全国の多くの自治体で、行政だけでなく、地元企業が主体となって問題解決に取り組むことが求められています。その中で、企業がどのように存在意義を大切にしながら事業を続けているのかに関心を持ち、このテーマに取り組んでいます。
Q3. 具体的にはどのような方法をとっていますか?
企業を対象に、創業者や経営者、従業員へのインタビューや社史・関連資料を通して、企業の行動や意思決定のプロセスを丁寧に分析します。そうした資料から、利益の追求と社会への貢献がどのように結びついているのかを、わかりやすく示すことを目指しています。
Q4. この研究によって社会や暮らしはどう変わりますか?
会社としての存在意義を大切にしながら日々の事業をどう進めているのか、この仕組みが明らかになれば、地域企業が、従業員や顧客、取引先、地域社会、さらには環境に至るまで、関わる人や社会に対して、長く価値を生み出し続ける未来を描くことができるでしょう。
Q5. この研究の魅力は何ですか?
2019年に「ステークホルダー資本主義への転換」や「パーパスの再定義」が提唱されて以降、世界では「パーパス経営」に関する研究や実践が急速に広がりました。その中で、人口減少や少子高齢化といった日本ならではの状況を踏まえながら、この分野に新たな視点を提供できる可能性があります。
