大学のスゴい研究、見せます!

(元)留学生のキャリア形成支援

総合教育部 准教授 山本 晋也

Q1. この研究はどんなテーマですか?

日本に留学後、日本国内で働くようになった「元留学生」のキャリア形成について研究しています。ここでいう「キャリア」は、職業の経歴ではなく、仕事や人生への向き合い方・価値観などの内面的なキャリアを指します。

Q2. なぜ内面的なキャリアに注目しているのですか?

同じ仕事をしていても、その人がどんな思いで働いているのか、何を大切にしているのかは一人ひとり異なります。そうした「内面のキャリア」を明らかにすることで、表面的な経歴では見えない人の成長や変化を捉えることができると考えています。

Q3. どのように研究を進めていますか?

主に元留学生へのインタビュー調査を行っています。日本で働く中でどんな経験をし、何を感じ、どのように考えが変わっていったのかを丁寧に聞き取り、その語りを分析しています。

Q4. この研究から見えてきたこと、社会への意義はありますか?

今では多くの元留学生が日本社会の中で働いていますが、その背景や思いを理解している人は多くありません。彼ら/彼女らのキャリアを理解することは、国籍を問わず多様な人々が共に生きる多文化共生社会の実現に向けた第一歩になると考えています。

Q5. この研究の魅力は何ですか?

さまざまな人の人生を聞くことは、自分自身の生き方や社会のあり方を見つめ直すきっかけになります。どの語りも個性的で興味深く、そうした経験を通じて誰かの今後の人生のヒントになることが、この研究の大きな魅力です。