大学のスゴい研究、見せます!

物体検出の精度向上およびその応用に関する研究

情報科学部 情報科学科 准教授 松村 遼

Q1. どんな研究テーマですか?

AI・機械学習を用いて、カメラ映像から物体をより正確に検出・識別する技術を高精度化し、その社会的応用を広げる研究です。

Q2. 研究している「物体検出」とは、どのような技術ですか?

カメラ映像の中から人や動物、船舶、漂流物などの物体を自動で見つけ出し、種類ごとに識別する技術です。人の目に頼らず、AIが映像を解析することで、迅速かつ継続的な監視が可能になります。

Q3. 具体的には、どのような分野での活用を想定していますか?

野生動物を検出して農作物被害を防ぐ仕組み、船舶や漂流物を識別して海上の安全な運航を支援する技術、海洋ごみや危険物を早期に発見するシステムなど、農業・海事・環境分野での活用を想定しています。

Q4. この研究によって、社会や暮らしはどのように変わりますか?

人手をかけずに物体を自動検知できるようになることで、人手不足の解消やコスト削減につながります。農業では野生動物による被害軽減と安定した生産、海上では事故防止と輸送の効率化、環境面では海洋ごみ対策の強化など、安全で持続可能な社会づくりに貢献します。

Q5. この研究の魅力はどんなところですか?

最先端のAI技術を用いながら、農業被害対策や海上安全、環境保全といった身近で切実な社会課題の解決に直結している点です。研究成果を企業や他機関と連携して社会実装へつなげられる実用性の高さも、この研究の大きな魅力です。