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ノルウェーの税制

経済経営学部 経済経営学科 助教 高山 寛

Q1. どんな研究テーマですか?

北欧ノルウェーの税制を対象に、税の仕組みがどのように作られ、どのように変化してきたのかを明らかにする研究です。二元的所得税をはじめ、法人税、富裕税、付加価値税、社会保障負担金などを幅広く扱っています。

Q2. なぜノルウェーの税制に注目しているのですか?

ノルウェーは北欧諸国の中でも特徴的な税制度を持っており、理論的に設計された税制がどのように実際の社会で運用・修正されてきたのかを知ることができます。税制を考える上で、多くの示唆を与えてくれる国だからです。

Q3. どのような方法で研究を進めていますか?

制度進化論という考え方を用い、税制度の歴史的な変遷をたどっています。利害関係者の主張や政策議論を時系列で整理し、制度がどのような理由で変化してきたのかを分析しています。

Q4. この研究が進むと、社会や暮らしにどんな影響がありますか?

ノルウェーの事例を通じて得られた知見は、日本の税制度、特に将来の地方税制を考える際のシミュレーションモデルとして活用できます。理論的に構築された税制度が、その後どのような議論や課題に直面するのかを考える手がかりになります。

Q5. この研究の魅力はどんなところですか?

これまで研究が多くなされてきた北欧諸国の中でも、近年あまり扱われてこなかったノルウェーを対象にしている点です。研究を進める中で新たな発見が多く、税制度を多角的に理解できるところに大きな魅力があります。