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多世代間交流・健康・フレイル
人間健康科学部 福祉学科 准教授 北村 光子
Q1. どんな研究テーマですか?
高齢者と若年世代の多世代間交流を通じて、健康促進やフレイル予防につなげることを目的とした研究です。地域コミュニティを舞台に、世代を超えた関わりが心身の健康にどのような影響を与えるのかを明らかにしています。
Q2. 研究ではどのような取り組みを行っていますか?
地域で実施されている世代間交流プログラムに着目し、その実践を通じて得られる効果を検証しています。具体的には、孤立感の軽減、運動機能の維持、認知機能の向上といった側面から、高齢者の心身の変化を分析しています。
Q3. 特に注目しているポイントは何ですか?
交流の「有無」だけでなく、交流の質や頻度が高齢者の生活意欲や社会的参加にどのような影響を与えるのかに注目しています。多文化・多世代の視点を取り入れながら、継続可能な介護予防モデルの構築を目指しています。
Q4. この研究で社会や暮らしはどう変わりますか?
多世代間交流が地域に根付くことで、高齢者の孤立やフレイルの予防につながる暮らしの仕組みが整うと考えています。若年層との継続的な関わりは、高齢者の心身の活性化を促し、健康寿命の延伸にも寄与します。また、世代間の相互理解が深まることで、地域全体の包摂性や連帯感が高まり、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現が期待されます。
Q5. この研究の魅力はどんなところですか?
交流を通じて、高齢者の健康や生活の質を高められる点に魅力があります。介護予防にとどまらず、若年層との関わりが高齢者の社会的役割や生きがいの再発見につながる点も大きな特徴です。地域資源を活用した実践的アプローチにより、福祉・教育・地域づくりの分野を横断する、持続可能な共生社会モデルを提示できる研究です。
