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認知症になっても誰もが住み慣れた地域に暮らし続けることを目指した早期からの「アドバンス・ケア・プランニング」実践に関する研究

人間健康科学部 看護学科 教授 家根 明子

Q1. どんな研究テーマですか?

認知症になっても、誰もが希望を持って住み慣れた地域で暮らし続けることを目指し、住民同士が互いに支え合う契機となる「場づくり」と早期からの「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」の実践をテーマにしています。

Q2. 研究では、どのような「場づくり」や取り組みを行っていますか?

「人が集まる場は、互助の基盤」と考え、住民の方が年を重ね、認知症になっても互いに支え合える場づくりを進めています。その中で、地域で希望を持って暮らし続けるためのACP実践プログラムを研究しています。

Q3. アドバンス・ケア・プランニングは、どのように実践されていますか?

住民の方が、自身はどんな人生を送りたいか、何をやってみたいかといった思いを、住民同士で語り合います。その語りを通して生まれる意識や行動の変化を分析しています。

Q4. この研究で社会や暮らしはどう変わりますか?

住民の方が主体的に、認知症になっても互いに支え合える地域づくりを考えることは、早期から健康づくりを考える機会にもなります。その結果、住み慣れた地域で最期まで暮らせる「生活」への備えが可能になります。

Q5. この研究の魅力はどんなところですか?

住み慣れた地域で最期まで活き活きと暮らしたいと願いながらも、人生を考えるタイミングや希望を伝えるタイミングを逃してしまいがちな状況を防げる点が魅力です。また、取り組む過程で、住民の方同士が活き活きと語り合う時間そのものも、魅力的だと感じています。