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病気を持つ子どもへの病気の説明

人間健康科学部看護学科 助教 白松 裕

Q1. どんな研究テーマですか?

病気を持つ子どもへの病気の説明のあり方を探る研究です。医療の進歩により、病気と付き合いながら生活する時代となった中で、本人への説明と対話が健康と自立を支える鍵になると考え、納得して治療に参加できる環境づくりを目指しています。

Q2. なぜ子どもへの説明が重要なのでしょうか?

これまで子どもに病気を詳しく伝えないことが一般的でした。しかし現在は、病気と付き合いながら生活することが前提となる場合も多く、本人が病気を理解することが健康と自立を支える基盤になると考えています。

Q3. 研究ではどのような環境づくりを目指していますか?

本人への年齢相応の説明と対話を大切にし、納得して治療に参加できる環境づくりを目指しています。また、学校や家庭との連携も含めた支援体制を整えることを重視しています。

Q4. この研究で社会や暮らしはどう変わりますか?

子どもが病気を理解することで、「その子らしい生活」の推進や自身での健康管理が進むと考えられます。誤解や偏見の軽減、思春期以降の医療移行の円滑化、再発時の早期対応にもつながります。その結果、地域ですべての人が安心して暮らし続けられる基盤が広がります。

Q5. この研究の魅力はどんなところですか?

従来「子どもには詳しく伝えない」とされてきた慣行を、医学の進歩と慢性疾患の時代に適合させる点が魅力です。本人への年齢相応の説明と可視化ツールを用いて、「わかる・選べる・できる」を実装することを目指しています。