周南公立大学と徳山工業高等専門学校(徳山高専)は、学生や研究者間の交流をさらに活発にし、地域社会への貢献を深めるため、新たな包括連携協定を締結、12月4日(水)に締結式を行いました。この協定は、徳山大学時代の2005年に締結された従来の協定を見直し、周南公立大学への改編や新学部・学科の設置、そして両校を取り巻く環境の変化を反映したものです。これまで両校はクラブ活動などを通じて学生同土の交流をしてきましたが、今回の協定により教行く研究活動の連携や地域課題への共同の取り組みをさらに強化していきます。野口校長は「お互いのリソースを補完し合うことで、徳山高専の教育・研究活動もより活性化する」と期待を語り、髙田学長も「周南公立大学が提供する地域課題への知見と、徳山高専の工学系の技術が融合することで、相乗効果が生まれる」と述べました。すでに1件の共同研究の開始が決定しており、今後は協働しての活動を推進します。

左:本学 高田学長 右:徳山高専 野口校長

【協定の主な内容】(1)教育・研究活動に関する事項(2)教職員・学生等、人材の交流に関する事項(3) 関心を有する分野における情報及び資料の交換(4) アントレプレナー育成に関する事項(5)地域・社会貢献に関する事項(6)地域人材の輩出と定着に関する事項(7) 国際交流の推進に関する事項(8) その他必要と認める事項